Anime NYC 2023に参加してきた
はじめに
2023年11月にアメリカ ニューヨークで開催されたアニメコン、Anime NYCにビジターとして参加した記録を書いてきます。
私のこと
- i☆Risのオタク。久保田推し
- 首都圏在住
- 洋楽も好きで年1回に近いペースで海外の音楽フェスに行ってる。
なぜ参加したか
- i☆Risがライブをしたので。
この記事の目的
- 個人的な振り返り。もし今度、海外イベントあったときに反省を活かしたい。
- 来年以降、Anime NYCに行くオタクの参考になるように。(ただし、毎年ルールが変わるらしいのでご注意を)
イベントの概要
項目 | 備考 | |
---|---|---|
開催日 | 2023年11月17日(金)〜19日(日) | 現地時間 |
開催場所 | Javits Center | マンハッタンにあります。 |
i☆Risの出演イベント概要
日時 | イベント名 | 概要 | 予約 | 登壇者 |
---|---|---|---|---|
17日(金) 18:00-19:00 | New Anime Projects by Avex Pictures | トーク | 不要。人数制限あり | 芹澤、茜屋 |
18日(土) 13:30-14:30 | Autograph | サイン会 | 必須。詳細は後述 | 全員 |
19日(日) 12:00-13:00 | i☆Ris Live Stage in Anime NYC! | ライブ | 必須。詳細は後述 | 全員+ギャルマネが朗読劇に参加 |
19日(日) 14:00-15:00 | Autograph | サイン会 | 必須。詳細は後述 | 全員 |
- エイベックス・ピクチャーズのトークは基本は作品の紹介で、冒頭と後半パートで芹澤さん、茜屋さんが登壇。MFゴーストの話などをしてました。
- サイン会は5人全員から私物にサインがもらえるという日本国内では中々ない豪華仕様。(後述しますが、落選)
- ライブのときは映画のワンシーンを生朗読するコーナーがあったのですが、インタビュアー(?)の役をギャルマネがやってました。(舞台には上がらず影アナで)
参加方法
全体
- 会場に入場するのにバッジ(=入場券)が必要
- 1日券、3日間通し券、Anime NYC+(VIPパス)が存在。
- バッジはメールアドレスに紐づく。
- バッジの購入サイト(GrowTix)、公式リセール・サイト(Lyte)、サイン会の申し込みシステムが独立している。アカウント連携はせずに、メールアドレスが同じかどうかだけでお互いの紐付けをしてるらしいので注意が必要。
- バッジはマンハッタンの紀伊国屋書店などで受け取り可能
- 結構バッジの郵送トラブルは起きてたらしい。
- Anime NYC+は会場受け取りが可能。
- Lyteという公式リセールで売り切れ済みのバッジも売り手がいれば購入可能。
- 売値も買値も需要で上がったり、下がったり。購入希望者が多いと値段が上がるし、逆にリセール開始直後だと売値が0ドルとか表示されるときもありました。
ライブ
- i☆Risの場合バッジを持っている人がスケジュールを予約する形式。
- 日本時間の11月10日(金)AM9時から予約が行われていた。
- 1時間前からバッジの購入サイトにログインすると待機画面に案内される。アクセスを分散させるため、予約開始後に案内される順番はアクセス潤ではなくランダム。
- 予約はあくまで枠の確保で、座席は自由席だった。
- 入場順はAnime NYC+→一般。それぞれのバッジの中では朝からホール前に並んだ順に入場。
- 一応、来場者は朝9時、出展者は朝7時入場と案内されていたが、実際には朝7時に入場することもできたらしい。
- 厳密にはVIPパスより先に介助の必要な人が入場しますが、専用席。
- 金曜日にやっていた星街すいせいのライブは別料金でチケット購入が必要、チケットの値段でエリアが分かれているなど、結構システムが違った。
サイン会
- バッジを持っている人全員が、無料で申し込める抽選式
- Anime NYC+も優遇なし
- 1日あたり数組がこの方式でサイン会をやっているが、抽選は全て独立。(5組のゲストに当たる人もいれば、全く当たらない人もいる)
- 申し込みはメールアドレスと氏名を入力して申し込み。
- 当日、サイン会ブースの受付で申し込んだ名前と一致するIDのチェックあり。
- このチェックがかなり厳しく、現地で会った日本から来たオタクが友達にバッジを購入してもらったあと、氏名変更を忘れてたが為に参加できなかったそうです。
- 1組のゲストに対して、1回のみの参加。周回はない
- ゲストによっては商品をいくら以上購入したら1回というサイン会をやってる場合もあり
パネル
- 予約は不要。
- パネルを開いてる部屋の隣に入場待機列用の部屋あり。前のパネルの客が入場し終わったら、次のパネルの入場希望者を待機部屋に並ばせる。
体験記と反省
7日(火)
i☆Risの出演が発表されたのが11月7日(火)デビュー記念日のYoutubeライブでした。この時点で開催まで残り10日・・・。
この時点で他のゲストも未発表が多かったので、i☆Risさん側ではなく、Anime NYC側の事情で発表が遅くなってしまったんだと思います。
私の場合、洋楽が好きで毎年のようにアメリカの音楽フェスに行っているので正直、手続きや向こうに行ってからの行動はなんとかなる。ちょうど去年もニューヨークにR&Bアーティストのライブを見る為だけに1日半滞在したので、地下鉄などの移動もだいたい分かる。
一番の問題がスケジュールでしたが、羽田空港に21日(火)朝5時に到着する飛行機を見つけたので解決。朝帰ってきて、そのまま仕事に行けばヨシッ! これで日本時間で17日(金)と20日(月)の2日だけ休めば、なんとかなる。
予算もかなり問題なのですが、クレジットカードの請求見てると頭が痛くなって記憶が消えます。
もう1つの問題は、7日の深夜の時点で土曜のバッジと3日通し券、Anime NYC+は売り切れだったこと。 YouTubeライブでは金曜のパネルと日曜のライブだけ告知されましたが、公式サイトによるとサイン会があるらしいことが判明していました。ただ、この時点で日時がわからない状態。とりあえず、まだ販売中だった金曜と日曜のバッジを購入しておきました。
9日(木)
日が変わって深夜まで起きて色々調べていたところ、日本時間の朝9時からライブの予約が始まることを知る。また、この時点で自由席で入場順がAnime NYC+→一般だということを知る。
いや、これもうAnime NYC+買うしかなくない?となり、公式リセールLyteに購入申し込み。クレジットカードがエラーになっていることに気付かなかったこと、決済完了後にGrowTixとの連携に時間かかったので焦るが、予約開始前になんとか準備完了。
10日(金)
仕事がリモートワークなのもあって、仕事を始めつつ、横に私物PCを置いて予約待機。ただ、自由席なのもあってか、この予約は余裕がありました。
11日(土)
Anime NYCの公式メーリングリストからサイン会の抽選のラウンド2がこの日に開始するというお知らせがくる。このラウンド2にi☆Risが含まれていることを確認。土曜、日曜のサイン会に申し込む
15日(水)
出発2日前にサイン会の結果が出る。土日の2回とも落選。当選者にのみメールが来る形式。流石にしんどい。仕事中に落選したことを知り、ちょっと1時間くらい横になる。
17日(金)
ここ以降、あまりAnime NYCやi☆Risと関係ない旅行記みたいになっていきます。
出発。フライトは約13時間。
以下、現地時間。
JFKからマンハッタンへ
午前10時頃にジョン・F・ケネディ空港到着。電車でマンハッタン移動。
Apple Payで乗車可能。1回2.9ドルかかり、合計が乗り放題料金に達するとそこで課金が止まるらしい。3日間の滞在中、タクシーは全く使わなかったので交通費はこれくらいでした。
- 地下鉄:34ドル
- 空港への往復(電車):16.50ドル
12時にホテルに到着。チェックイン時間が15時だったのでスーツケースだけ置いていこうと思ったら、早いけど部屋に入れてくれたのでラッキーでした。
このとき、VISAのクレジットカードが一度エラーになって焦りました。いつもなら念のためにMasterCardも持ってくるんですが、今回は忘れてきたことに気づき、内心ヒヤヒヤ。2回目で通ったのでセーフ。
部屋に入ったら、最近話題のトコジラミを念のため確認。大丈夫そうなので、シャワーを浴びて早速出かけます。
ハーレム
エイベックス・ピクチャーズのパネルが18時なので、それまで観光。R&B好きとなら行っておきたいのでハーレム地区へ。 路上でガンガンHIPHOP流しながら露天商やってるオッチャンたちを眺めながら散歩。
ハーレムといえばソウルフード。Googleマップで探した極力ローカルなお店へ。タッパーに好きな様に盛って、重さで課金されます。
ソウルフードといえば煮込み肉料理。盛り方が汚くてすいません。これだけ盛って15ドル。円安キツくて日本円だと2300円くらい。
地域的にはマンハッタンの南のほう(たぶんヴィレッジ?)あたりに移動して、事前に探しておいたヨーグルト専門店へ。 専門店すぎて、間違えてスキムミルク(脱脂粉乳)のヨーグルトを頼んでしまう。痛恨のミス。
Anime NYC
そしてAnime NYCへ。あまり日本のアニメコンに行ったことがないので分かりませんが、コスプレしてる人多いなぁという印象。
実はこの後、写真撮るのをすっかり忘れて、あまり残っていないです。 とりあえず、エイベックスのパネルの場所を見つけたのですが、まだ整列時間ではなかったので、会場内をぶらぶら。 パネルの1時間前に待機室に行くと、日本から来た青オタクの御二人やアメリカ在住の青オタクさんと知り合う。
パネルでは冒頭に芹澤さん、茜屋さんが登壇。英語で簡単な挨拶。一度退席して、後半ポールプリンセスの紹介あたりで再登壇。登壇中、青オタクにレス送ってる芹澤さん流石だなぁと思ったり。 ちなみに青オタクの皆さんと最前ど真ん中に座ってましたが、自分は芹澤さん、茜屋さんに認知ない上に、特に久保田グッズも持ってきてなかったので、青オタク3人の横に座ってるモブだったと思います。
ミュージカル1:アラジン
久保田さんが以前ニューヨークに行ったときに観た!と言っていたミュージカル「アラジン」を観に行きました。 パネルが19時に終わって、ミュージカルが20時開始なので、せっかくお会いしたオタクの皆さんに別れを告げ、急いで移動。
流石のロングラン・ミュージカル。ミュージカル俳優さんってめちゃくちゃ歌もダンスも上手い。舞台転換もとにかく緻密に計算されていて、ほんとに面白かった。
22時半頃に終わり、帰りはぶらぶら30分ほど歩きながらホテルへ。夜のタイムズスクエアも見学。
夕飯を食べそびれていたので、屋台でチーズ・ステーキ・サンドを購入して食べる。旅行に行くと、こういうものばっかり食べたくなります。
日の変わる前にホテルに着き、シャワーを浴びて泥の様に眠る
18日(土)
この日はi☆Risのサイン会があるけど、落選しているので1日観光。
セントラルパーク
朝6時に起きて、セントラルパークを散歩。
自由の女神像
マンハッタンの南の方へ移動。 途中、海外ドラマ「フレンズ」で外観が使われたアパートを聖地巡礼。チャンドラー役のマシュー・ペリーが亡くなったばかりなので、しんみり。
9時にフェリーに乗って自由の女神像へ出発。最低でも3時間コース。
マンハッタンに戻ってきて、ピザを食べる。
911メモリアル・ミュージアム
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロの現場となったワールドトレードセンター跡地のメモリアル・ミュージアムへ。只々、ため息しか出ないし、涙が出そうになることもある展示ばかりでしたが、歴史的な出来事の跡地を見学できたのは良い体験でした。
散策
ゴーストバスターズのロケ地に行ったり、買い物をしたり。
やおラジの教えて!若井珈琲でもお便り読んでいただいたアンソラのカップ
一度、ホテルで仮眠したあと、18時半頃からサミットという展望室へ。とにかくここが眺めが良かったです。
ライブ:Tank & The Bangas
22時からブルーノート・ニューヨーク。ちょうど好きなアーティストが公演していたので。
19日(日)
i☆Risライブ
ようやくi☆Risイベント。この日は朝から会場へ。7時に着いたら、まだ来場者の入場はまだだよーと言われた(と思った)のですが、9時に入ってみるとオタクの皆さんがすでに何人か並んでました。
ホールの前で座って待っていると、i☆Risの皆さんがリハのために普通に歩いてやってきた。「おはよー」と挨拶される。
開始時間の少し前になって入場開始。Anime NYC+で無事最前確保。ただ、朝から並べば一般バッジでも最前座れたかなぁ。(それは考えてはいけない)
12時からライブ開始。
時間が経っちゃったんで感想が細切れですが、アメリカのオタクたちは結構コールを知ってる。流石に「あっぱれ! 馬鹿騒ぎ」みたいな変則的なコールは知らないみたいで最初こそパラパラだったけど、曲の終わる頃にはわっしょいしてたし、ガチ恋向上とかも普通にやってる。あと、なんかワールドカオス大好きらしくて、ちょいちょい聞こえてきてました。
Queens Bluffは英語バージョンじゃなかったけど、まぁこのスケジュールだったら仕方ないですよね。その代わりMCとかは英語で頑張ってました。
あと、映画のワンシーンの朗読劇では劇中のインタビュアー役をギャルマネが担当。レアだったと思う。
最後のアルマジ後、アンコールが発生。メンバー再登場したけど、次のスケジュールもあるのでアンコールはできなくてゴメンね、と挨拶。 楽しいライブでした。
【セトリ】
- あっぱれ! 馬鹿騒ぎ
- MC
- Make it!
- ミラクル☆パラダイス
- MC
- Re:Call
- Queens Bluff
- MC (劇場版のキービジュアル発表、劇場版のワンシーンの朗読劇)
- ドリームパレード
- アルティメット☆MAGIC
ミュージカル2:MJ The Musical
サイン会会場前まで未練がましく行ってはみましたが、もう次の予定もあり。
15時から「MJ The Musical」。マイケル・ジャクソンのジャクソン5でのデビューからデンジャラス・ツアーまでの半生を振り返るミュージカル。 もう主演のMyles FrostさんのMJ再現具体が凄すぎて・・・。MJは好きだけど、生で彼のパフォーマンスを観る機会はなかったので、只々感動しました。 ミュージカルって基本座って観るんですけど、クライマックスはパフォーマンス中にみんな何回も立ち上がってスタンディング・オベーション。 帰ってきてからもしばらくMJブームが来てます。
終演後は屋台でチキンオーバーライス
帰路
深夜0時過ぎに飛行機が出発するので、ホテルは朝のうちにチェックアウト済み。預けていたスーツケースを受け取り、5ドルほどチップを渡す。
電車でJFK空港へ向かう
帰りのフライト時間は14時間半。そのうち10時間くらいは寝てたと思います。でも帰りも隣が居なかったのでラッキー。ゆっくり寝れました。
21日(火)
以下、日本時間
朝5時に羽田空港着。そのまま家に帰宅。9時からリモートワークで仕事開始!飛行機内でよく寝たので、いつもより頭はスッキリしてましたが、時々急激な眠気に襲われてましたが、なんとかやり過ごす。
まとめ
正直、後半の旅行記要るか?と何度か思ったのですが、なんとか書き終えました。しかし、時間がかかりすぎて完全に旬を逃した気もします。
- まずは行ってよかった!ライブほんと良かった。
- サイン会落ちたのはほんと残念。もう少し必死こいて勝ち取りにいけばよかった。
- 代わりに予定詰め込みまくって、体力的にもそれをこなせたので、トータル満足度高いです。
- 費用面は流石にきつい。来年前半はイベント参加を控えます。(i☆Risリリイベのための体力を回復しないと。あとツアー・・・ツアーはありますか??)
おまけ
こういうカオスなのっていいですよね。
大好き pic.twitter.com/NZyHdk06sP
— おっさん (@ossan_110) November 19, 2023
Times Square
— おっさん (@ossan_110) November 26, 2023
(なんか上げてなかった気がする) pic.twitter.com/mwPZFIgbfO